麻菜

エベレスト3Dの麻菜のレビュー・感想・評価

エベレスト3D(2015年製作の映画)
4.3
1996年、アドベンチャーコンサルタンツ隊
ロブホール、スコットフィッシャー、アンディハリス、ダグハンセン、難波康子に捧ぐ
人間は何かに取り憑かれたように、山へと吸い寄せられる
そして、そこで目にするものは屈服してしまうほどの美しさ
地上では美徳とされるものが、エベレストではどうか
感情など持たない大自然と、情を持つ人間
何故あんなに良い人が犠牲になったんだ、と誰もが思うありきたりなこと
別に自然は、その人を選んだわけではない
どれだけ縁起を担いでも、どれだけ愛を示しても、どれだけ泣き叫んでも、非情なるエベレストには毛ほども通用しない
決定権は、いつも山が握っているのだ
麻菜

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