14歳の少年二人のひとなつの冒険。
フランス、しかもベルサイユってことで監督の自伝的要素ありの作品。
子供らしいアホな会話してるかと思いきや、急にエスプリかましてくるあたり、喋ってないと死ぬ人種それがフランス人!
現実的な生活と夢を見るハザマで、言葉にできないもどかしさを共有できるのは同じ時間を過ごした友達だけっていうのがひしひしと伝わってくる。
些細なことで喧嘩して、どさくさ紛れに仲直り。
でも後で思えばそんな愛おしい関係も、実はあっという間。
僕は過去を生きている。
ダニエル、突然の啓示。
そしてテオが話していたことが、なんとなく現実になりゆくラストが良かった。
世界一可愛い、落ち武者ヘアーが見られるよ!