この映画、ジェームス・ブラウンの人物像についての関係者の証言と、彼のステージシーンで構成されています。
「準備はいいか？立ち上がれ！」
とポスターに書いてあったので、観ている間に踊り出したくなったらどうしよう？と思って渋谷の狭い会場（映画館じゃあないね）に入りました。
彼のステージに関してはもう文句ないですね。
パワフル＆ソウルフル＆ダイナミック！
“ショービズ界一の働き者“のキャッチフレーズに嘘のないステージング。
昔の映像なのでステージの熱を余さずに伝えて来ているわけではないでしょうから、実際のステージは想像を遥かに超えるものではないかと思ってしまいます。
この映画、関係者のインタビューが公平なのです。
JBの良い面ばかりを強調する訳ではなく、JBの人物像を赤裸々に描いています。
色々と問題のある彼の性格について「ここまで言わすか!?」くらい、悪口も飛び出して来ています。
「お気楽にノリたかった」
と思って観た私にとっては、少し拍子抜けの映画でしたが勉強になりました。
