Bobsan

湯を沸かすほどの熱い愛のBobsanのネタバレレビュー・内容・結末

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

この結末は母親の遺体を釜場で火葬してその炎で沸かしたお風呂に浸かりながら「あったかいね」と言っているという解釈でいいのでしょうか?だから煙突の煙が母親が好きな色の赤になったのでしょうか?
所々感動できるエピソード(手話のエピソードなど)もあり、俳優陣の演技もとても素晴らしいので最後まで飽きずに観られましたが、(解釈が正しければ)最後だけホラー映画になったので度肝を抜かされたというか、解釈が追いつかないというか、非常に戸惑いました。
「ギルバート・グレイプ」でも最後は死んだ母親を家ごと火葬してとても感動しましたが、こちらは更に(解釈が正しければ)火葬した炎で沸かした風呂に浸かりながらまったりしている家族という離れ技をやってのけたので、ずっと記憶に残ると思います。
あと、宮沢りえの遺体の鼻に綿が詰められていないのが気になりました。あれでは体液が出てきてしまいます。そういうところをスタッフの誰か指摘しないのでしょうか?
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