おなべ

湯を沸かすほどの熱い愛のおなべのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
4.0
今回は偶然ハンカチを持ち合わせていたため恥ずかしい思いをせずに済みました。
でも目の周りが赤くなっててヤバかった…。

余命3ヶ月を宣告された母親が「まだやらなきゃいけないことがある」と言って、廃業になった銭湯と壊れかけた家族の絆を更生していく物語。

家族愛ものの映画は沢山ありますがその中でも特に物語の完成度が高く、ツッコミどころもなく、演技が非常に素晴らかったです。何より後先考えずに素直にのめり込むことが出来ました。それくらい物語の構成がよく出来てるなって思いました。特にラストとか。

演者の方全員素晴らしかったんですけど、その中でも頭ひとつ抜きん出ているのが宮沢りえさんで、最初から最後まで圧巻の演技でした。
人が良すぎて、こうゆう人に出会えたら本当に幸せだなって思います。

泣いて生まれて、泣かれて死ぬ。
そんな人生目指します。

そしてピラミッド。泣けます。
おなべ

おなべ