素直に感動した。泣いた。しばらくは、もし最近の邦画(実写)のお勧めを聞かれたらまずはこの映画を挙げようと思う。
しかし、filmarksの紹介を見る限り、どうやらこの映画は何の受賞歴もないようなので、私にはよっぽど見る目がないんだろうと思う。
観る前は、死をテーマにしたお涙頂戴な映画かと思ったが、壮絶な過去持った"家族"がそれぞれの過去を乗り越えて成長していく姿がたくましく、いい意味で裏切られた。どのキャラクターのエピソードも他のエピソードと有機的に繋がっていて感動が倍増した。
それぞれのキャラクターが立っていて時にコミカルで和ませてくれたりした。そういった緩急のバランスも良かった。
そして主人公双葉さんの力強さに勇気付けられた。強く生きようと思った。