Michihiro

湯を沸かすほどの熱い愛のMichihiroのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
4.5
数年前に観たが改めて再鑑賞。号泣不可避。
2016年公開の映画。主演は宮沢りえ。母親、女性の強さ、言葉の重み、人間関係、家族愛全てをひしひしと感じた。内容も単調なものではなく複雑で意外性も感じれ、まとまっている。宮沢りえ演じる双葉は末期ガンを患いながらも最後まで周囲の人々に愛を与え続けた。タイトルの「湯を沸かすほどの熱い愛」の意味を知った時の感動は怖さを超越し、美しささえ感じれた。憎まれっ子世にはばかるの逆じゃないけど本当に素晴らしい人は短命なのかなと思わされた。「愛のゆくえ」も世界観に見事にマッチしていてどこか清々しい気持ちにさせてくれた。邦画の中でもトップレベルに好きな作品。
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