残穢 住んではいけない部屋のboaaaaatのネタバレレビュー・内容・結末

一人暮らしを始める友人へのプレゼントに的なネットのふざけでよく見かけて、絶対に見ないぞと決めてたやつ。怖がりなので。
冒頭の、竹内結子紹介パート兼かましとしての怖描写が、それだけではなく終盤に全部繋がっていたとわかる部分が話の作りとしておもしろかった。

最後のわりと関係なさめの編集者が急にちゃんとした災厄に遭うところはサービス？って感じでほほえましい。怖いけど急にどうした？って感じで。

主人公はやっぱり残穢に捕まったようだし、久保もいつかは捕まってしまうのかもしれないという終わり方がよかった。イットフォローズの終わりみたいで。
あとは、全然残穢に気づいてないような鈍感マイルドヤンキー的家族のすぐ横にもちゃんと怪異があるっていう描写が好きだ。

めちゃくちゃ明るい昼間に友だちと飲みながら見るという敬意のない見方をしたので怖さは正直感じず。
竹内結子の、冷たく心のこもってないような発話のしかたが最高だった。