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イコライザー2のhalのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
4.0
ここ数年のアクションは変わってきていて、派手さはないが渋いアクションがよく見られる気がする。
人種差別として言っているのではないが、私の中では白人ではジョン・ウィック、黒人ではこのイコライザー ロバート・マッコールが現代の渋いアクションスターになっていると感じる。

フークア監督がマッコールと共に帰ってきたって思うとやっと見れて嬉しい。
前作はホームセンターのおじさんだったけど今回はドライバー。相変わらず優しいおじさんだけど本気出したら相手は肉の塊になる。
ホームセンター決戦では手当たり次第武器になるようなものがたくさんあって、ネイルガン持ったときとかはキタコレ!だった。今回はお湯や陶器になんとクレジットカードまでが武器になっちゃう。
ジョン・ウィックは鉛筆とか本も使うけどそういう何でも武器にできちゃうのが魅力。

最終決戦はCIA時代たくさん使ったであろう重火器での戦闘が増えるけど、エージェント相手に銛発射からの粉塵爆発とギミックも満載。新たにキタコレ!な発見がある。


ジョン・ウィックはひたすら殺し殺されての世界で戦うから生傷は絶えず身体はボロボロ。俗世とは違う修羅の道を歩むわけだが、マッコールはむしろ逆。かつての仕事からは身を引き今は優しいおじさん。そんな優しいおじさんと関わっている人たちにも焦点をあてているのが良いところ。
お姉さんと再会できたおじいちゃんに、マッコールの言葉で夢に真面目に取り組みはじめたマイルズ。
これが不正を正して平和に導くイコライザーとしての生き方かあと納得。
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