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カフェ・ソサエティのhalのレビュー・感想・評価

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)
3.8
美しすぎる2人のヴェロニカに悩まされちゃう青年のお話。

ウディ・アレンの作品は面白かったりつまらなかったりで自分の中では評価が曖昧だけどこれはよかった。

1930年代のNYとハリウッドが舞台でとにかく洒落た映画。当時の洋服や髪型が素敵でクリステン・スチュワートがぴったりハマってしまった。芯のある瞳に引き込まれる。

2人のヴェロニカって言うんだからもっとブレイク・ライヴリーの方のヴェロニカも見たかったけど主人公のボビーがヴォニーのほうに惹かれ続けているという描写だから仕方がないのかも。良き妻だけどきっとボビーの心の中にはずっとずっとヴォニーがいる。
死ぬまで気になる人なんだな、奥さんには失礼だけどこんな恋愛事情もひとつの愛の形かも。

ギャングの兄貴が殺したあとすぐコンクリに詰めてタバコふかしてるのがカッコよかった。仕事して話聞いて殺して埋めるまで淡々としていてちょっとクスッと笑えるいい味出してるよねえ。
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