J四郎

ペットのJ四郎のレビュー・感想・評価

ペット(2016年製作の映画)
3.6
ユニバーサルの3Dアニメーション。
飼い主の留守中、ペットたちがしているかも知れない事。ペットを飼ったことのある方なら一度は妄想したかもしれない世界。それをファンタジックに描いている。

冒頭で描かれる犬や猫の性質、行動パターンは結構リアル。
そこから次第に擬人化されてゆき、動物たちの冒険がはじまる。
僕は現在、猫を飼ってますが過去には犬も飼っていた経験があり、両方同じくらい好きです。人間より動物に好かれますな。
しかしアメリカのこの手のアニメって、なぜかシーモンキーの登場回数多いねぇ。日本でもだいぶ前に流行ってたな。

小型犬マックスと新入りの大型犬デュークの大冒険がストーリーのメイン。最初はいがみ合う二匹だが、次第にお互い相棒のようになり活躍する。
コイツら以上に目立つのが、ならず者軍団のボス。見た目は可愛らしいウサギというギャップが面白い。吹替ではウサギの声はフリーザやバイキンマンの中尾隆聖が担当しており、より存在感が増していた。

CG映像の動きも滑らかで、スッキリしていてキレイで見やすい。それほど派手な動きを見せるわけじゃないので疲れません。画面に合った軽快な音楽も良い感じ。
ソーセージ王国のトリップ映像や、軽く下ネタがあってちょっとしたスパイスに?

それにしても擬人化された動物ものって最近多い。「ズートピア」「SING」あたりと比べたら、大人がみると物足りない部分があるのも確か。
でもレンタルで気楽に観る分にはこれくらいで丁度良いのかも。
動物好きならば画面を眺めているだけで楽しめます。

特典映像も充実していて、出演者が動物と触れ合う映像が入ってたり、ミニオンズやあのソーセージ達のミニムービーも入ってました。
J四郎

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