ガブXスカイウォーカー

スパイダーマン:ホームカミングのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

4.0
『ブレイド』(1998年)以降のマーベルヒーロー映画にハズレなし。
スパイダーマンと言うと、軽口を叩きながらも、貧乏で、ベン叔父さんを自分が見逃した強盗に殺され、バイト先の上司に敵対視され、親友ハリーとその父親はヴィランになり・・・・と実は苦悩だらけのイメージなんだけど、本作は主人公が14歳の設定なので、悩みも青春ドラマレベル。学業とヒーローの活動の両立にかけずり回り、好きな女子への片思いに葛藤する。作風はコメディタッチでひたすら明るい(悲しいところもちょっとだけある)。
個人的には数ある『スパイダーマン』ムービーの中で最も面白かった。


うまいのが、終盤でわき役の同級生(ゼンデイヤ)がニックネームを明かすところ。『スパイダーマン』ファンならば必ずニヤリとすることだろう。