歩く男性ホルモン ジェラルド・バトラー主演の快作「エンドオブホワイトハウス」の続編です。
今度は世界だ!とばかりに各国の首相が続々とテロリストに爆殺されていくゴキゲンな描写が素敵です。
ロンドン市警の三分の二はテロリストの様な描写にはイギリスは怒っていいと思います。
前作もそうですが敵味方市民問わず威勢良くガンガン人死にが出ます。
ただ車を発進するだけのシーンでもとりあえず二、三人は轢いておくかという様なちょっとアレなサービスシーンが満点です。
とにかくジェラルド・バトラーの強さと残忍さが他のキャラクターの頭2つは抜け出ており暗闇でのバトルは敵方がプレデターに襲われている一般人の様でした。
いわゆる「人を殺して捨てゼリフ」も頭がどうかしたのか心配になりそうでした。
テロの主導者に弟の断末魔を聞かせて「弟は口数が少ないな」とか欧米諸国の対テロ戦争によって家族を失った相手に叩きつけるラストのセリフはポリティカルコレクトネスにハリウッドは本当にうるさいとは信じられないくらいです。
モーガン・フリーマンの超省エネ演技も見ものです。