この時代誰もが手にする映像機器。
利便性に簡易性、軽量化に、と...etc
慣れ親しみ、より身近になった存在だからこそ、画に工夫を施す、が
構成が練られてないと破綻する。
メディア化に富んだ設定を育み
自由やプライバシーと言ったテーマをエンタメに昇華させた今作。
サークル(環)に因んだ描写と言動、に感化されていく人の在り方を考えさせられる。
今世に生きる私達だからこそ。
また、現代の政府が大企業に対して何も手を出せないとされてる風刺化にもつながる。
「100%は--理想家の理想。」
完全な偽善者を装う役所を演じるトム・ハンクスが言うからこそ味が出てグッときました。