このレビューはネタバレを含みます
Facebook がネタと思われるツマラナイ作品。
頭は良いんだろうけど判断力に問題のある子供が「世界平和の為には個々のプライバシーなんて要らないのさッ」とはしゃぎ回るが、自分の浅はかさから大切な友人を死なせてしまい、「システムが悪いんだ!」と開き直り、「システムを改善しなきゃ!」と、同意無しに他人のプライバシーを公開するという犯罪を犯して「私は勝った!」とドヤ顔する摩訶不可思議なお話。
プライバシーと公共性の在り方を真っ正面から論じずに、問題点を直視しない偏った理想論をSNSの問題点にすり替える単純さ。
トム・ハンクスの善い人ぶりっこは流石に巧かった。