ザ・サークルのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・サークル2017年製作の映画)

The Circle

上映日:2017年11月10日

製作国:

上映時間:110分

3.2

あらすじ

世界 No.1 のシェアを誇る超巨大 SNS 企業<サークル>。憧れの企業に採用された新人のメイ(エマ・ワトソン)は、ある事件を きっかけに、カリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)の目に留まり、<サークル>の開発した超小型カメラによる新サービス<シーチェン ジ>のモデルケースに大抜擢される。自らの 24 時間をカメラの前に公開したメイは、瞬く間に 1000 万人超のフォロワーを得てア…

世界 No.1 のシェアを誇る超巨大 SNS 企業<サークル>。憧れの企業に採用された新人のメイ(エマ・ワトソン)は、ある事件を きっかけに、カリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)の目に留まり、<サークル>の開発した超小型カメラによる新サービス<シーチェン ジ>のモデルケースに大抜擢される。自らの 24 時間をカメラの前に公開したメイは、瞬く間に 1000 万人超のフォロワーを得てアイドル的な 存在になるのだが―。

「ザ・サークル」に投稿されたネタバレ・内容・結末

‪▼概要‬
‪現代
SNS企業に採用された女性が、新サービスのモデルケースとして自らの24時間を公開することで生じる日常生活の歪と企業自体の裏側との葛藤を描いた作品。‬

‪▼物語構造‬
‪喜劇

‪▼感想‬
‪・技術‬
UIが優れている。
チャットの文言が、UIとともに画面に映される仕組み。

また、アートディレクションに力を入れているのが見て取れる。
例えば、見出しの漢字以外の助詞については、可読性を上げるためにフォントのウェイトを一回り小さく設定されている。

・引用
特になし。

‪・感想‬
情報はキャッチアップされた時点で取捨選択されている。であれば、情報提供する側はすべてを公開して判断はユーザに任せてしまえば良い。

‪自由意志のものに一つになる、ということが何を意味するのか。
人間の完全性、善意を持った主人公だからこそ、ラストでは富と名声のためにプライバシーを利用するような権力者の排除に成功し、すべてをオープンにできたのかもしれない。
その一方で、逆の場合を考えると……全体主義を排そうとしているようでその実、もう一レイヤー上の全体主義を完成させようとしているという、ゾッとするような構造も垣間見させている物語だ。

「テクノロジーが民主化を促す」という理念で人々は動き続けるが、説教臭くなくカジュアルに視聴可能だ。

脚本の観点から鑑みると、構造的に主人公は受動的にならざるを得ない。
Web2.0の集合的無意識に似たところから自らの行動リソースを取得しているので、葛藤はしても主体的な行動はほとんど行われない。
その割りには、最後まで飽きずに観ることができた。これは作品の主題がとても刺激的なものだったからだろうが、スクリプトだけを読んだらおネムになってしまうかもしれない。スクリプトの隙間を、モダンなUIを含めたチャットツールの表示込みの画を観せることで回避している映画、といった趣だった。

エマ・ワトソン主演作品を初めて鑑賞したのだけど、キュートさも小悪魔さも持ち合わせていて、観ていて表情や一挙手一投足がかわいらしく感じられた。まだまだ役の幅を持っていそうだ。
吹替鑑賞



第一声的には好きじゃない
気持ち悪い...
こんな世界嫌だ...だったな...


ただ、もっと裏があるのかと思ってたけど...全然そんな事なくて、善意っていうのが、更に恐い...
きっと使える
きっと上手く使えるはず
もっと、効果的にいい方向に行くはず、という善意と正義感みたいな...
メイの事も好きになりきれなかった

まぁ、プライベートというのは、秘密と同義ちゃ同義なんだろうなぁ。
なら私は、秘密を持ち続けたいなぁ。


ただ、映像技術、衛生技術共に、もうSFでは無くなるのかなって...背筋が寒くなる映画だった...
私には、向かない映画だったな。


でも、エマは相変わらず麗しいな。ハーマイオニーのイメージがやっぱり強くて、社会人かー!ってなってしまいました(笑)
製作の第一報を目にしたときから、SNSの功罪について真っ向から描いてくれる作品! いま必要な物語! と、すごく期待していて、原作本を買って、マアまだ読んでないんだけど、予告編を見て『エクス・マキナ』の冒頭みたいだなと思って、エマ・ワトソンとドーナル・グリーソンの共演はいつか見たいな、なんて思いつつ、

公開時の評判がイマイチで、レンタルで。レンタルで良かったかな、なーんだ、結局、監視社会ディストピアを批判する、既視感のある、アメリカらしい映画だな、という印象。

ただ『ギヴァー 記憶を注ぐ者』でも思ったけど、あのアメリカが共産主義国的な社会システムに興味を示し始めている、憧れを垣間見せている、というあたりは面白いな、バーニー・サンダース的思想の台頭やテロとの戦いへのウンザリ感も関係しているのかな、
というか、日本は資本主義と共産主義の良いとこどりの国なんて言われてた時代もあったけど、いまや資本主義と共産主義の悪いとこどりの国で、なんだろうなあ、この、一方が衰えると一方が盛える不思議…ザ・サークルの会社ロゴが日の丸を思わせたのは…さすがに偶然か…
いやしかし、各国の社会モデルを並べて最適な社会システムについて、そろそろAIが教えてくれる時代に突入しそうと思うと、すげえ時代よな…

余談はさておき。劇場でこの、プライバシーにズカズカ踏み込まれる感じを味わってたら、気色悪さに耐えられなかったかも。

あの面接が、めちゃくちゃチャンとした、頭の良い会話でね。

にも関わらず、あまりにも価値観の違うコミュニティに入ってしまったと気付く、違和感…週末の予定を詮索され父親の病名なんてデリケートなことをズカズカと尋ねられ…あのシーン、薄ら寒さを感じて、扱ってる題材は違うけど、なんとなく『ゲット・アウト』を連想しちゃった。でも私はああいうのに一番ホラーを感じるのかもな…と思った。ブラック企業っぽくて、非常に居心地が悪い。

パワハラとはいえない、善意の同調圧力というか…カルトに洗脳される感じ、なまじ、そこである程度成功してしまって、適性を見出されてしまって、そのコミュニティやリーダーに対して尊敬の念を抱いているからこそ、脱出しにくい、…チョット身に覚えがある…

アメリカの選挙制度って奇妙で、あれだけ民主主義と自由を謳う、政治運動が活発的なイメージのアメリカだけど、投票手続きがめちゃくちゃ面倒なんだってね。選挙とSNSを結びつけるアイディアは今後も定期的に議論されるだろうなと思う。日本での導入は…ちょっと待ってよ、って感じかな…

SNSで犯人探しする怖さについてはドラマ『ニュースルーム』が丁寧に批判的に描いてたなあと。
SNSを利用して恋愛成就を応援する空気、あれは気色悪いね。
交通事故、あれはパパラッチに追われたダイアナ王妃の描写に繋がる…

なんだろうな、常に監視されるストレスについての話、パパラッチに追われるスターにとっては、きっと身近な題材で、かつてパパラッチにスカートの中の下着を撮られたことがあると告発したエマ・ワトソンに、親和性が高い題材なんだろうとは思うんだけど、

作品として、うまくいってない感じ…一般の観客にとって共感を得やすいレベルにまで内容を落とし込めてない感じ…難しいね…

車の自動運転化の可能性にも触れられて、クライマックスではスノーデンの告発を念頭に置いているのであろう、「もはやプライバシーは存在しない」宣言。

まあしかし、後味の悪いこと! 個人的には期待外れ、情報という意味で、もう一歩先まで踏み込んで欲しかったし、脚本のストーリーも劇的さに欠けて不満。

エマ・ワトソンとトム・ハンクスを起用したにしては凡庸な内容に収まっちゃったなあ、という感じ。いや、エマ・ワトソンっぽいっちゃぽいのか。しかし、わたし彼女には若きフェミニスト、親しみやすいアクティビストのひとりとして、もう一段階進んだキャリアを築いてほしいのよね…

個人的には、女性がSNSをやってると、めっちゃくちゃセクハラ発言される、唖然とするほどのミソジニーをぶつけられる、という点を誤魔化さずに描いてくれなきゃ、信頼できん、という気持ち。ネットで私生活を公開している女性の目には、男性には見えないであろう世界が広がってることをきちんと描いてくれなきゃ、嘘だと思った。

せっかくの題材に対して、アプローチが半端でもったいない。でも、ある時代の記録としては、これも必要な映画だったかな、と。
題材はすごくおもしろいと思ったけど、んで確かに普通におもしろかったけど、
登場人物のほとんどがSNS中毒みたいな人たちだったから、SNS中毒でない頭がまともな人々の描写をもっとしたらさらにおもしろくなったのではないかなと。(この映画ではマーサーとかアニーとかメイの両親くらいしかいなかった気が)でもそれをやっちゃうとSNS過剰社会な感じが出ないから、SNSの怖さを伝えにくくなるのかも。

サークルで働き始めてからのメイの考えにこれっぽっちも共感できなかった。「秘密は嘘」とか「自分が見たものすべてを世界中の人に共有しないことは正しくない」とか宗教かよって感じでイラついたし、結局メイ自身がそれを言ってるんだから狂ってると思った。
マーサの死も結局メイに責任があるのにその責任をトップの情報をすべて公開するだけで解消してる感がとても嫌だった。
なんかもやつく映画笑
いや、おもしろくはあるのだが!笑
今実際にこういう気配があるよなぁと思って怖くなった。
携帯やタブレットで事件や事故など撮りまくる人って沢山居るし、助ける事よりSNSのカウンターを気にする世の中。
共有もいいけど、プライバシーは必要。
主人公も大事な人を失ったのにもかかわらず、2日後にはSNSを始める感じがネット依存症で普通じゃない感じがする。
こういう考え方の人が増えないでほしい。
内容わかりやすいしテンポも良かったし割と気に入ったかな~
近未来に有り得そうな設定なので世界観にも入り込みやすかった(マイナンバー制度とかも監視社会に近いものがあるのかなあ)
あとはとにかくエマ・ワトソンが美人。笑
記録春は眠気が増して、憂鬱になる。
なにもしたくない。
でもかまって欲しい。
さみしがりやなくせに、1人でいたい。
注目されたい。必要とされたい。

相反する闇を抱えたSNS。
カメラを用いた"透明化"なんて、
ツイキャスみたいだなと思った。
サークラーほぼ全員がイエスマン状態で怖かった。渦の中心にいると物事の良し悪しが判断出来なくなるの?何なの?トップの悪事を暴いてスカッとする訳でもない、何も解決しない、もやもやする作品だった。
SNSをテーマにしたディストピア系。
事件の解決(?)において重要な役割を果たす人物との絡みが薄く、伏線と呼ぶにもやや乱暴な展開だったあたりがマイナスポイント。
個人的にはトムハンクス演じるサークルCEOの語るビジョンには共感する部分もあったが、それが大きなムーヴメントになるといわゆる「ブームに乗る」だけの人が出てきて破綻していくのかなあと思った。
現実にこの世界はネット中心の世界なっているので、想像しやすい内容でした。
SNS大手サークルという会社に友人アニーの紹介で入社したメイ。
仕事に手こずる事なく順調にアクセス数が伸びるメイはアニーの立場を飛び越え、サークルに必要不可欠な存在になっていく。
そんな中、メイに会社の未来を期待し、サークルのベイリーの提案で彼女に24Hオンライン放送をするよう客の前で宣言させる。
トイレに行くときだけ数分通信を切ることができる以外はずっとオンライン状態。プライバシーはなし。
オンライン中に規模の大きい人探しがあったり、生中継中に事故があったり、現実問題あるある。
常に全世界オンライン生中継なんて想像しただけで気持ち悪いし、怖いです。
サークルの力も人気も手に入れたそんな中、メイの一言のせいで友人が追いかけ回され死亡する事故が起こる。それを気に一度は退社するものの再びサークルに出戻る。
舞台上で身ぶり手振りで説明、アピールする姿は現実にいる大手企業のトップ達を思い浮かばせます。
面白いかどうかと聞かれると難しい作品でした。
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