ホラーっぽさもありつつ、全年齢&家族で楽しめそうなファンタジー。
児童向けのベストセラー小説『グースパンプス』が原作らしい…けど未読。
音楽はダニー・エルフマン。
母の仕事の都合でNYから田舎町に引っ越してきた主人公ザック。
変人でアクの強い隣人は、実はベストセラー作家でホラー小説家のR・L・スタイン。
彼がタイプライターで書く小説は、現実になってしまう…
ということを知らずにザックと友人が秘密の書の封印を解いてしまったことから、現実化したモンスターたちとのバトルが始まる。
スタイン役がジャック・ブラックということで、コメディ要素が強いのかと思いきや、それほどでもなかった。
しっかりホラーファンタジー。
ホラーと言ってもグロ系ではなく、モンスターや人形との戦いだから、ホラーが苦手な私でも観られた。
ザックが高校生だから、ティーン向けの映画らしい青春っぽさもあって楽しい。
ヒロインも凛々しくかつ可愛らしくて素敵。
ラストは「そうなるのかあ…」(別の形のほうが好みだな…)だった。
でも全年齢向けに作るとこのラストがいいんだろうな。
※終盤で明らかに訳アリなカメオ出演っぽく登場するキャラクター、『グースパンプス』原作者のR・L・スタイン(キャラクターではなく原作者本人)だったのね、なるほど!