ダウンセット

ゴッド・タウン 神なきレクイエム/ゴッド・タウン 裁かれる街のダウンセットのレビュー・感想・評価

4.0
傑作。喜劇。悲劇。
『スリー・ビルボード』の様な雰囲気に、ブラック・ユーモアてんこ盛り。映画というより舞台演劇を観ているようでもある。
農耕民族ばりの閉ざされたコミュニティ。よそ者には問答無用の暴力を浴びせるが、仲間の異色人種には優しいという歪な二面性。
閉鎖的な価値観は情報量に欠け、生活に未来が描けず貧困に陥り酒とギャンブルに入り浸る。
ホフマンの抑えた演技は見事だし登場人物たちも魅力的。制作側と受け取り側の温度差や解釈の違いで評価が分かれてしまう作品だけど、僕は好きです。魅入りました。
いきなりピストルぶっ放すおばちゃんヤバい。素敵。