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デューン 砂の惑星PART2のダウンセットのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
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古今東西の神話を現代の解釈で表現したスペースオペラの代表作が『砂の惑星』であるのに対して本作はその第1章に当たる部分をPart1・part2に分けて映画化しており、監督曰くPart3で一区切りにしたい構想らしい。
原作を多少の脚色で施しているとは言え、このスケール感で映像化しているのは想像の斜め上をいく。
安藤忠雄が設計したかのような冷たい建造物の見せ方はブレランでも垣間見れたし本作でも砂漠との対比が絵になっていた。
キャラ設定も徹底しており言葉の意味が細部まで理解できなくても視覚と聴覚で得られる情報だけで物語がわかる構成は見事としか言いようがない。
ラッバーン出てくるたびに近くにグルート居るんじゃないかとソワソワしちゃったのはご愛嬌です。