ゴッド・タウン 神なきレクイエム/ゴッド・タウン 裁かれる街の作品情報・感想・評価・動画配信

「ゴッド・タウン 神なきレクイエム/ゴッド・タウン 裁かれる街」に投稿された感想・評価

なんだろ、このとんでもない倦怠感。
この作品の舞台のような町はどこにでも存在している。
何かを生み出すエネルギーもなく日々の雑多な出来事に振り回されて苛立ち、酒でごまかしたり、何かと暴力で済ませようとする。

アメリカ人の9割に近い人間が生まれた土地を離れず海外旅行もせず一生を過ごすらしい。想像以上に閉塞した世界だろうな。

フィリップ・シーモア・ホフマンとジョン・タトゥーロが出ていると重厚そうに見えるけど、全くそうではなく、中身はどうにもならない怠惰な日常やしがらみをねっとりと映し出しているだけ。何も得るものはないって感じ。

フィリップ・シーモア・ホフマン演じるミッキーの義理の息子がイキって職場で殺された。
(この息子がなんだか印象的だなと思ってたら“スリービルボード”の看板屋の若社長やってた俳優さんだった!)
ミッキーは葬儀代の金策に走る。寄付を競馬に注ぎ込んで全額すってしまう。葬儀屋の主人はつれなく支払いが見込めないので遺体を外に放り出していた。
そしてミッキーは精肉の冷凍トラックに息子の遺体を入れたままトラックを売ろうとして。。。
もう訳が分からない!
あと、このミッキーの奥さんが肉感的でとんでもない身体つきだったな。エロが服着て歩いてる。とても頭が悪いっつーか物事を考えてないようでイラついた。夫に葬儀を任せて自分はフワフワしておきながら最後は1人で怒ってた。
そしてハゲのアル中コラムニストは一体なんだったんだ。奥さんに一目惚れ。。。
今まで聞いた「愛してる」のセリフの中で一番鼻白んだ。

全てひっくるめ、もの悲しくて滑稽って事なんだろう。

ただフィリップ・シーモア・ホフマンの新しい作品がもう二度と出てくることはないと改めて考えると寂しい。。。
アメリカの短編小説のような作品。

よそ者を受け付けない小さな街の小さな出来事。

貧乏で夢のない人がなんとかやり過ごすような毎日。

日雇いの肉体労働の息子が調子に乗って殺される。
だが事故として処理される。

悲しむ妻、連れ子の葬式を出さなくては行けない。

トラックごと冷凍肉を泥棒する。
葬儀屋に素敵な棺を勧められる。
バーの飲み仲間が葬儀代をカンパしてくれる。
カンパの金を競馬でスる。
街の新聞社、アル中のコラムニスト。
コラムニストと出来てしまう妻。
的を射たコラムは街の人からは非難されコラムニストは叩きのめされる。

街の人は変わらず。

よそ者は少し身を置いてはまた別の場所に行く。


StayHomeなどという世界的制約が緩やかに解かれた頃、実際にあったかどうか怪しい警察による黒人犯罪者殺しがBlack lives matters というウイルスに変容し人と人との分断を加速する。

他の人間が何をしてるか全ての人がお見通しの小さな街。

そんな住みにくい街が地球規模で広がるかもしれない監視社会の恐怖にも及んでいく。


中国の片隅で出来たウイルスが世界中に広まったように街の片隅の小さなことがゆっくりと世界中に広まっていく。

不安と恐れと哀しみのパンデミック。
最もいけてないのは、傑作「誰よりも狙われた男」に似せた宣伝用写真だろう。
アメリカの、ある小さな街の出来事を描いた短編小説のようであり、これが遺作となったフィリップ シーモア ホフマン演じる主人公の身におきた出来事を描いた、八十年代あたり、ちょっと昔の良質な舞台劇のようだった。

このレビューはネタバレを含みます

ずいぶん前のwowowの録画で。余所者を受け付けない街の退屈なヒトやろくでもないヒトを描いた?偉そーなコラムニストに妻を寝取られる主人公。いったい妻の連子の死は?そりゃ街でますよね…。変な皮肉のきいたコメディ?
フィルップシーモアはアルパチーノと同じくセリフ少なくてもわからせてくれる俳優だったなあ。
なにはないけども、こういう映画嫌いじゃない。こういう街に埋もれるかどうかは、ゲノムの問題だと思う。環境じゃなくて。
mittsko

mittskoの感想・評価

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1980年前後のアメリカのロクデナシどもの姿を、徹底してダウンビートで描く 1983年の小説が原作だそう

楽しめなかったな ホフマンの勇姿を瞼に焼きつけることはできたけど

一線級の俳優さんが監督していて、いかにもそうだろうなぁ、という端正だが退屈な演出がつづく…(´・ω・`) 高い年齢層のキャスティングも、おそらくその表れ… 棺桶の蓋がドターンと閉まるところとか、映画の神さまに愛された瞬間もなくはないのだが…

くたびれ果てた、夢も希望もないおじさんおばさん、おじいちゃんおばあちゃんを描くというなら、もっとゴキゴキの監督独自の美学をふりかざしてくれれば、楽しめたんだがなぁ…

※ アマプラをTVキャストして鑑賞
ライ

ライの感想・評価

3.3
「ゴットタン」じゃないです。
おぎやはぎは出てきません。
キス我慢でもありません😊

フィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作品。

息子の葬式代を稼ぐため、ダメ中年男を演じてます。
内容はイマイチだけど、フィリップ・シーモア・ホフマンの演技は好きだな😌
Kaeru

Kaeruの感想・評価

2.5
やばい。3時間くらいに感じる。
死んだアホ息子のために葬式の手配をする中年男の話。
とにかくテンポが悪く内容が入ってこない。ホフマンは名優だが、監督が悪いと思う。
si

siの感想・評価

3.1
変質的な街のルールみたいなの日本の田舎にもある気がする。
そこから出たことない人が多いと尚更。
フィリップSホフマン最後の主演作

犯罪者だらけの街で最終的にフィリップもドン引くのは草
オチはよかった
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