《因果》卵を食べる。本作を称賛する気持ちも分かるけど色々な意味で難しや。アーティスティック、チャレンジングそして難解なストーリーテリングとテーマ。だって亡霊が霊媒師の声とひたすら対話するという作り。この作品の雰囲気で主人公の霊エミリーがこんなに喋るかってくらいよく喋る、そしていたって健康に見える A GHOST STORY。だから作り手が僕なんかの遥か奥(上、先)までよく考えていて、そうした明確かつ深遠な意図のもとに本作は成り立っているのだろうなとは頭で感じながらも、やはり心からは楽しめなかったというのが正直な所で、なんなら少し笑ってしまいそうにも(？)。うむ、映画とは奥が深い I AM A MAN。深夜の鑑賞によく合いそうだけど、深夜に見たら間違いなく途中で闇に寝落ちする自身もある。
