ジニョク

ぼくの伯父さんのジニョクのレビュー・感想・評価

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)
4.8
寒い寒い冬の夜☆
そんな夜は熱いミルクティーとお洒落なフレンチコメディはいかが?

なんて可愛くって、
なんてお洒落で、
なんて素敵な色使い!!!
ピアノとアコーディオンの軽快な音楽にのせてテンポよく進むストーリー♪
フレンチ版チャップリン?
セリフよりもコミカルな動きが笑いを誘う。

「ぼく」は裕福なおうちの小さな男の子。
伯父さんは ぼくのママのお兄さん。
自由気ままな生活を送る伯父さんに ぼくはベッタリ。
パパはそれが面白くない。

ユニークで個性的な伯父さん。
何をやってもヘマばかり。
ヘマを修復しようと思いついた事がまた変てこりん。
可笑しくってたまらない。

ところでこの「ぼく」のおうちはスゴイんです。
オール電化なの?!
ボタンを押すと「ブーっ」とゆうブザー音と共にいろんな便利な事が出来るのです。
1958年の電化製品がどんなものか分からないけれど、かなり進んだ夢のようなおうちじゃなかったのかなぁ?

そんなおうちを毎日ピカピカに磨く朗らかなママ。
見栄っ張りな所が可愛い。
ママとぼくを愛する太っちょパパも、伯父さんに腹を立てながらも世話をしてあげたり、とても良い人。

伯父さんシリーズ、他にもあるみたい!
監督、脚本、出演!
自作自演のジャック・タチ!
最高でした☆

あ、もひとつだけ!
お庭のおサカナ噴水が素敵〜〜〜っ✩⡱
ジニョク

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