トランスマスター

僕だけがいない街のトランスマスターのレビュー・感想・評価

僕だけがいない街(2016年製作の映画)
5.0
「お母さん!船橋から上野までは京成一本で行けます。」

原作漫画は未読。

漫画家兼ピザ屋のフリーターがタイムリープを繰り返し小学校時代の同級生と自分の母親の命を救うため事件の原因を回避するために行動するお話です。

◆良い点/注目ポイント
・子役と大人役の配役がベストマッチング!よく似ています。ただし鈴木 梨央の大人役は田中 麗奈の方が絶対ベター。
・時代考証もしっかりしていて昭和の小学生の洋服がとてもリアル、スタジャンやモコモコしたダウン絵柄のニットやスエットの襟元からポロシャツの襟を出す(のび太みたいに)など、自分もタイムスリップしてしまいました。そういえば最近の小学生はファストファッションの台頭によりオシャレになったなあと思います。全身アデ◯ダスとかプ◯マの子いないですからね^ ^。あとベージュの紙袋でできたゴミ袋も出てきて懐かしい。当時実家でゴミ出し当番だった私はヒモが結びづらいのと袋が破れる危険があるあのゴミ袋には苦労させられました。
・藤原竜也は臭いセリフや演技をも許してしまい共感させられる魅力がある。また有村架純もヴィジュアルや役柄共に基本大好き。その理由は2人ともはっきり話すからセリフが字幕なしでも聞こえます!

◆改善点
・DQNの母親の彼氏はパンチパーマをあてて欲しかった。
・真犯人が早めにわかってしまい意外性が損なわれるました。
・小学生の男子が女子とあれだけ仲良くしたら冷やかされます。またクラスの話題に全盛期のとんねるずの出演番組ネタが出てこないのも残念です。

◆総括
・前々から見たかった作品だったので大満足でした。近々『バタフライ・エフェクト』を再鑑賞します。