このレビューはネタバレを含みます
強盗に入った家の盲目の老人がめちゃつよサイコパスなお話。
ストーリーはシンプルで登場人物も少ないしテンポがよくて見やすい。
ただし!登場人物の誰にも感情移入できなかった、、
3人組のリーダー格、マネー。冒頭の盗みのシーンから最悪だと思ってたけどおじいに捕まって人数聞かれた時に1人だっていったときはいいやつかもってなった。すぐ死んだが。
アレックス。父のセキュリティ会社で預かってる鍵をくすねて盗みの片棒を担ぐ。そんなにお金に困ってる様子ではないがやっぱロッキーのためか。途中でやめたときに銃声聞いて戻らなければ死なんかったのに。。可哀想だ
ロッキー。ろくでなしの母親のもとから妹と逃げたくて金を必要としてる。マネーを彼氏にするあたりめっちゃ母親の血引いてんじゃんとは思ってしまった。ぼろぼろになりながらも金をゲットして唯一逃げる。
盲目の老人。元軍人で戦争中に失明。一人娘をひき逃げで殺され示談金で郊外に犬と住んでいる。すぐれた聴力で見えないながらも侵入者と対峙する。自分の家の中で銃ぶっぱなして殺人も厭わない。地下にひき逃げの犯人を監禁して死んだ娘のかわりに自分の子を身篭らせていたが強盗と間違えて撃ち殺してしまう。
あとは伏線がたくさんある。
・音を立てないように脱いだ靴から侵入者の数がばれる。
・地下に老人をとじこめてドアを塞いだバール。一瞬しか役に立たなかったがラストで老人を殴り起き上がれなくする。
・ロッキーの幼少期の話。母親に車のトランクに閉じ込められた経験から犬をとじこめた。
・ロッキーの自由の象徴てんとう虫が最後リモコンの存在を気づかせてくれ老人にうちかつ
音に敏感な割に序盤音たてすぎだろとか、どうやって盲目の老人が女性監禁したんとか、お金失って老人はどうやって生活するんとか突っ込みどころはあるがおもしろかった。