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マーシュランドのaratakiのネタバレレビュー・内容・結末

マーシュランド(2014年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

タイトル通り(マーシュランド=湿地帯)湿度高めの作品だった。

終始じめっとした陰湿な空気に包まれていて、いつか起こるだろう“何か”をじっと待っている感覚に。

張り巡らされた伏線を踏まえて、頭の中でこの事件の結末を考えながら鑑賞した。

正直、ラストには少し物足りなさを感じてしまった(クライムサスペンスの見過ぎも要因のひとつ)けれど、そこまでの不穏な空気感やキャラクターの描き方は見事だった。

本作を観て改めて、スペイン映画は“静なる闇”を描くのが上手いな、と。


2020-017
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