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「フェーム」に投稿された感想・評価

Kahoko

Kahokoの感想・評価

5.0
ロッキーホラーの存在を教えてくれた映画!ロッキーホラーショーのフロアショーで自分を解き放つシーンが最高!

学校の食堂で学生が即興で歌って踊って演奏するシーンだけ何度も繰り返しみちゃう。
♪ 見たいものは光じゃない
  見せたいのは傷じゃない
  俺たちを今も突き動かす 夢

演技、演奏、演舞。
表現者を目指して音楽学校に通う少年少女。
隙あらば、歌い、踊り、演じ。
「自分を表現したいんだ。うぇえええぃっ!」いう熱が伝わってくる作品でした。

本作で特徴的なのは明確な主人公がいないこと。カメラの前では、誰もが同じ扱いなのですね。確かに彼らは未だ「有象無象のヒヨッコ」。特定の誰かがスポットライトを浴びるのは"おかしな話"なのです。

ゆえに物語の中の“エピソード”も凡て平等。
深く掘り下げるわけでもなく、浅く見過ごすわけでもなく。原石のままで転がっていました。いやぁ。これはなかなか新鮮な感覚ですね。まるで彼らの記録フィルムを観ているかのようです。

だから、いつの間にか。
視点の高さは親や教師と同じ。
彼らが一人前になるように。そして表舞台に立てるように…なんて生温かい目で見てしまうのです。

もちろん、未来は誰にも保証できません。
学生生活の中にだって、嫉妬や孤独、挫折などのシビアな現実もあります。でも、そこから目を逸らさずに、それでいて淡々と描いているからこそ、腑に落ちる作品に仕上がっているのです。

このバランス感覚が。
“職人”アラン・パーカー監督ならでは。
激しく突出させるよりも手堅くまとめる手腕。
野球選手で喩えるならば、3割、15本、15盗塁は見込める器用なタイプ。だから、もっと評価が高くても良いと思うのですが…。

まあ、そんなわけで。
本作の名前を知らなかったので「これは掘り出し物かも!」なんて鼻息荒く鑑賞しましたが…主題歌はアカデミー賞を受賞しているし、2009年にはリメイクもされている…ということで、割とメジャーな作品。僕が無知なだけでした。でも、良作が埋もれずに世間で評価されているのは嬉しい話ですね。

ちなみに本作の中で。
『ロッキー・ホラー・ショー』を鑑賞する場面がある…というお遊びも嬉しい限り。表現することの楽しさ。異端を許すゆとり。そんな意味が込められている…というのは深読みし過ぎでしょうか。
大昔の中学生の時にちょっと観て以来なぜか最後まで観られていなかった作品。しかもアラン・パーカー監督好きを豪語しながらこの有名作を観ていないという(笑)。

ニューヨークにある音楽や演劇、ダンスの専門学校を舞台に、それぞれの分野でスターを夢見る若者たちの4年間を描いた青春映画。

アイリーン・キャラによる主題歌が大ヒットし、アカデミー賞歌曲賞も獲得した本作。とにかく夢見る若者たちのフレッシュな気迫が画面を通して伝わってきます。
冒頭の入学オーディションシーン、まるで『アメリカン・アイドル』を彷彿とさせる感動的な演出の一方で、救いようのないオーディションもあったりなのがとにかくリアル(笑)。でも、最初は「この子たちがショービジネスの世界で生きていけるのか...?」と不安を抱かせておいて、ラストシーンのあの感動的な卒業発表へと繋がっていくのが本当にニクい!!(笑)
高校3年間ないしは大学4年間って、知らず知らずのうちに人は成長しているものなんですね。見た目から内面まで垢抜けてどんどん大人になっていく若者たちの姿をきちんと捉えているのも、さすがパーカー監督の手腕だからなせる技。

その一方で印象的なのが、決して業界は甘い世界ではないということもきちんと描かれている点。
アイリーン・キャラ演じるココや、バリー・ミラー演じるラルフは学内の人気者だけれど、一歩校外へ出たらまだ芸能界のことを何も知らない雛鳥。たくさん痛い目に遭う彼らの姿は痛々しかったけれど、きっとそれらを乗り越えてまた強くなれるはず、'Fame'=名声をいつか勝ち取れるはずと信じたくなりました。まさに同じような専門学校に通う方々に観ていただきたい一本。

それにしてもアラン・パーカー監督は、一見素人さんに見えたり、あまりその当時は有名ではない役者さんを起用して輝かせる天才ですね。本作も若者たちの初々しい姿を見事に撮りあげていて、ますます監督のファンになりました。
サントラもハマってしまい、'Fame'はもちろんのこと食堂で踊る'Hot Lunch Jam'がツボです。
ごとー

ごとーの感想・評価

4.5
2016/08/23
翻訳者 宮坂真央
それぞれに青春があって苦悩とか葛藤とか恋愛とかセックスとかいろんなものがないまぜになってすごく好き。特にドリスが学年上がるごとに可愛くなっていく!!!ブルーノとココをもうちょっと見たかったなー。
まこと

まことの感想・評価

3.8
芸術専門学校での学生生活を描いた瑞々しさ溢れる青春映画


音楽 ダンス 演技

皆一様にガツガツしてるのは野心の大きさか、はたまた前途洋々な未来が待ち受けているからか

情熱を注げるものに対して必死に打ち込む姿はもちろん美しく、その普遍性は時代が変遷しても変わったり損なわれたりすることはありません


アラン・パーカーは様々なジャンルで良作を残してて本当に多才で腕のある映画監督なんだということを改めて思い知らされました


1980年の映画なのにどこかフレッシュさを残す鮮やかな一本
Ayasa

Ayasaの感想・評価

-
名声を得るためにはこんなこともしなきゃいけないのか、、アイリーンキャラのシーンが印象的だった映画。青春映画。
Emma

Emmaの感想・評価

3.0
結局何も解決しなかったと思うのですが…Irene Caraさんの声に惚れたので、3にしました。ストーリーだけで言うと、2.6くらいでしょうか🤔
デミアン・チャゼルはここから「ラ・ラランド」を引いたのでしょうか?  アラン・パーカー「フェーム」

高校から大学生の頃アランパーカーが好きで大抵観てましたが何故かこの作品だけはアクビを禁じ得ませんでした。
今観直すと満更でもない。
丁度80年公開ですがコッポラの『ワン・フロム・ザ・ハート』同様にかなり進歩的な語り口だったかもしれません。
yasshy

yasshyの感想・評価

3.5
昔、主題歌のEPレコード(CDじゃないよ)を買ってすごい聴いていたのに、実は不思議と映画は観ていなかった。
ブルーレイを購入後もなかなか見れずにいたが、やっと観ることができた。

ミュージカルはあんまり観ないのだが、でもやっぱりいいなこういうのは、
ストレートで。
卒業式のシーンがちょっとあっさりしているのが少し物足りないかな?
アイリーン・キャラの歌ってるのが見れて良かった。
映画中3度あるミュージカル仕立てのシーンは、歌も踊りもその表情も、そしてカメラもその編集も、すべてが素晴らしい。映画ラストの瞬間はいつも奇跡のような感動をする。
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