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クリーピー 偽りの隣人のmitakosamaのレビュー・感想・評価

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)
2.7
スカパーにて。これ劇場に行くかどうか悩んで行かなかった。
今回テレビで見て、個人的には劇場で見ないで正解だった。
いわゆる“嫌な鬱映画”。劇場で観たら更にブルーな気分が増したと思う。

犯罪心理学の元刑事で今は大学教授の主人公(西島秀俊)
引っ越した隣人(香川照之)がサイコパスで、人を洗脳して喰いものにするという男。

まぁ香川照之の怪演は確かに凄い。顔の不気味さがまんま演技の不気味さに直結している。

主人公の奥さん(竹内結子)も隣人により洗脳されてしまう。
注射されたりとかはしたが、具体的にどのような事を言われて洗脳されたかは描写されない。
まぁ、この洗脳シーンを具体的にしなかったことが良くも悪くも、と言った感じ。直接的表現が無い分、見る側のイメージは膨らむし、逆に具体性が無いのでリアリティも欠如する。コレは何とも言えないなぁ。

とにかく不快な映画なので、見る人の耐性は問われるね。
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