Yukiko

13時間 ベンガジの秘密の兵士のYukikoのレビュー・感想・評価

4.0
2017年8月28日
『13時間 ベンガジの秘密の兵士』 2016年制作
監督、マイケル・ベイ。
他の作品に『アルマゲドン』
『トランスフォーマー』シリーズがある。

2012年9月11日、リビアのベンガジにあるアメリカ
在外公館襲撃事件の話。実話である。

リビアのベンガジにある米国の領事館、
クリストファー・スティーブンス大使ら職員4人が就任、
予算都合のため、領事館は警備が手薄である。
その近くにCIAの建物があり、秘密裏にCIA職員を保護する
民間軍事請負業者GRSがある。

9月11日の夜、テロリストらによって、領事館は制圧・
放火され、護衛に就いていたリビア人部隊は逃げだした。
セーフルームに隠れていた大使らは、周りに油が巻かれ、
火を着けられ、煙がセーフルームの中にまで入ってきた。

領事館からの助けてくれという連絡がCIAに入り、
GRSチームは行こうとするが、CIA職員は待機を命ずる。
しかし、我慢の限界に達したGRSチームは命令に背き
領事館へ向かう。
そして、死闘の戦い13時間が始まる。

観ていて・・・・どっと疲れる。疲れるあまり、
映画の半ばで中断し、このレビューを書いている。
そう、まだ観終わっていません。
戦争映画は苦手です。
この映画もハラハラドキドキで、撃って撃たれての銃撃戦や
放火など、争うのもたいがいにせいやぁ~~~---ッ❢
と言いたくなる。

ところでこの映画、日本では劇場公開されずにビデオでの
販売のみだったとのこと。
マイケル・ベイ監督の作品が上映されなかった!?ことに
驚きです。

この事件、領事館襲撃の発端は、2011年、アメリカにおいて
『イノセンス・オブ・ムスリム』という映画が対イスラムの
人達(ロサンゼルス在住コプト教徒)で作成され、この映画
の内、約14分間の動画がYoutubeに投稿された。
その中では預言者ムハンマドを侮蔑するような内容が描かれ、
その映像のアラビア語版がイスラム社会でもテレビで取り
上げられた。
イスラム教においてムハンマドの姿を描くことは禁じられ
ている上、イスラム教を侮辱しているとも取れる内容で
あったため、イスラム教徒を大きく憤慨させることとなった。
これが原因でリビアのイスラム教徒は対アメリカとなり、
領事館襲撃の発端となったと言われている。

死亡した2名の保安職員は、米Navy SEALsの元隊員である
タイロン・ウッズとグレン・ドハティである。
外交官と大使は、二人とも煙を吸っての窒息死。

怖いよぉ~~~~、残酷だよぉ~~~・・・
そして、また観る。
Yukiko

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