・一応1995年のオリジナル作品の続編ではあるが、ストーリーに直接的な関連性が無いので前作を観ていなくても楽しめる。元々ボードゲームだったのに拾った人間が見向きもしないからという理由でゲームカセットに変化する展開に思わず笑ってしまう。
・ビデオゲームに取り込まれた世界では姿形が全く異なるアバターにチェンジする設定が秀逸。ビデオゲームならではの残ライフや基本設定が可視化される演出や、RPGに付き物のNPC独特のセリフ回しなどゲーマーはたまらない演出である。
・特に良かったのが中身はスマホ中毒のイケイケ女学生だけれども外見はおっさんを演じたジャック・ブラック。いちいち細かい挙動が確かに女子っぽい演技で感心する。
・全然形は変わっているけれどちゃんと前作のオマージュも残っているし、全編エンターテインメント映画なのに青春もののちょっと甘酸っぱいところがあったりする中々の良作。
