Shiren

レッド・スパローのShirenのレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
3.8
・序盤からロシア人役の俳優が全員ネイティブで英語を喋るため(というか全編を通じてロシア語を喋る俳優が一人しかでてこない)げんなりしながら鑑賞していたが、物語が進行するにつれそんな些末なことはどうでもよくなるくらいドキドキする作品。
・敵味方誰一人信用できない状況が延々と続くが、主人公のドミニクが一体どっちに向いているのか全く想像できない演出が素晴らしい。彼女は祖国を裏切るのか裏切らないのかだけではなく五体満足で生き残れるのかすらわからない展開。いやこれ面白いわ。
・レイティングR15は伊達ではなく、ジェニファー・ローレンスの美しさを十分に堪能できる。ただし後半は残酷描写もそこそこあるのでそれなりの覚悟が必要。拷問された死体の四角い傷の正体は最後まで知らない方が良かったとすら思うレベル。
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