・原作既読。色々改変されているけれど中盤までの展開は比較的原作順守で終盤は映画版オリジナル。時間尺の都合で色々な説明に関して端折られている所が多いため、最初の事件の犯人特定要因とかやたら撃ちまくる警官とか原作が未読だと物語の展開で首をかしげる人も多いかも知れないが大丈夫、原作もこんな感じなので全然問題ありません。
・高校生の獅子神役に佐藤健はいくら何でも年齢的に無理ありすぎだろうと思っていた(亜人の時ですら高校生から大学生設定に改変されてた)が、朝ドラ効果もあるのかあまり違和感無し。逆にクライマックスシーンの描写で、ああやっぱりこういう役は佐藤健しかハマらないのかもしれないとすら思ってしまう。
・VFXなどの映像は相当頑張っているので映画館での見応えは充分にある。物語全体の出来としては色々な意見もあるようだが、そもそも原作からして展開がぶっ飛びすぎていた感じなので大幅に改変された結末に関しては原作よりも映画版の方が個人的に好きだな。
・ただ一点非常に残念なのは、この作品に宮根誠司が出演していないことだけだ。(ちょっと期待してたけれどやっぱりダメだったか)
