スティーブ

ベイビー・ドライバーのスティーブのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
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過去の事故で耳鳴りが止まらず、それを紛らわせるため常に音楽を聴き続ける超凄腕ドライバーにして銀行強盗逃がし屋の青年を主人公にした、青春クライムムービー。

気のきいたチョイスの音楽と、それに合わせて繰り広げられるカーチェイスシーンの演出と迫力がぶっちぎりにすばらしい快作。若き主人公の破滅と再生を真っ向から描いたストーリーは王道ではあるものの、演出の小気味良さのおかげで退屈はまったくなく、最高に楽しんで観られた。しかしケヴィン・スペイシーは『ラスベガスをぶっ潰せ』でもそうだったけど、若き主人公を悪の道に引きずり込む役をやらせたらほんとハマるな(笑)

エドガー・ライト監督は『ショーン・オブ・ザ・デッド』だけ視聴済みだけど、他の作品もチェックしていこうと思う。