ライアン・ゴズリングがこの役を受けた時に「こんなに面白い脚本は見たことがなかったから」みたいな事を言っていて、それを信じて観てみたけど、全体的にフェミニズムがキツすぎて最終的には皮肉も笑えなかった。もはやフェミとかを超えて、女性至上主義の刷り込みというか・・。よく言えば時代を反映しているということなのかもしれないけど。アカデミー狙いすぎて"やっちゃった"映画って感じ。マーゴット・ロービーの可愛さに度々見入る反面、ストーリーにメッセージ性が強すぎて興醒めする。最後バービーが恋愛はしないわとか言ってたけど、いや、ケンってバービーの恋人じゃなかったっけ・・？女性とか男性とかっていう性別にフォーカスしすぎてて、逆に差別的に感じた。もっとポップで軽い仕上がりに振り切ってたならまだしも。産婦人科で締めるのも、もうさ・・。さすがに押し付けがましくない？フェミニストって男女平等を謳う人たちなのであれば理解できるけど、こういうことしてるから疎まれるのよ。
