このレビューはネタバレを含みます
楽しい！でもそれだけではない映画
久しぶりにアメリカンピザ食べたらガツンときた感じに似ている
しかもなんかトマトベースが酸味効いてて、チーズも何種類かこだわって使ってて深みがあるたみたいな
多少窮屈でも変わらない方が楽、の考え方は万国共通なのかな
ケンがバービーランドに持ち帰った男社会と馬の思想でバービーたちが洗脳されたという表現で、そうかこれはもはや洗脳なのか…お母さんの叫びで言語化されたもやもやでその洗脳が解けるのも面白い
たしかにおかいしい、と気付いて行動して変えていけるのがバービーのいいところ
ケンはケン、バービーはバービー
何か他のもので自己を認識すると痛い目見るの話は『哀れなるものたち』のダンカンでもあったなあ
差別や偏見へと繋がっていく根本は自己との対話の欠如だったりするのかな
根本解決に向けて映画が色んな形で動いているのを観てると、映画に限らず芸術に関心を持つことは自己との対話を促すものだから大事なのかもしれないと思う
