ぐるぐる

ベルリン・天使の詩 4K レストア版のぐるぐるのレビュー・感想・評価

4.0
何かの小説で天使は映画館に集まるという…という一説を読んだことがあり、これがきっとその元ネタだったのだと思う

言葉に溢れた人間たちの心を描くシーンがとてもよかった
詩人のように整然とした言葉で語られることもあれば、今現在感じることを語る人、矢継ぎ早に語ることが変わる人、人それぞれの思考の癖なんかもあってとても楽しい
映画にしかできない表現だと思う
物語としてはあまりピンとこないのだけど、そういう人の捉え方が印象に残る映画だった

そういえば主人公の顔がどこかで観た顔…と思ってたらヒトラーだった!(『ヒトラー最期の12日間』)
先に観てたのがこっちだったらまた違う驚きだったんだろうなあ