ともぞう

ノクターナル・アニマルズのともぞうのレビュー・感想・評価

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)
3.4
初っ端、太ったおばさんが全裸で踊るシーンに度肝を抜かれる(笑)。お金が全ての母親を嫌い、繊細な小説家志望の男と結婚するが、やはり貧しい生活に耐えられず、男の子供を中絶して別れる。金持ちの男と再婚し、自分もビジネスを成功させる。だが、夫とは不仲になり、心は満たされない主人公。そんな女に元夫からの小説が届く。中身は妻と娘を強姦された上に殺害された気弱な男の話。その小説に魅了された女は元夫をディナーに誘うが、女はすっぽかされて終わる。見終わった直後は、自分を捨てた元妻への復讐と思っていたが、しばらくするといろんな解釈ができるように思えた。なかなか意味深な作品。

〈あらすじ〉
アートギャラリーの経営者スーザン(エイミー・アダムス)は、夫ハットン(アーミー・ハマー)と経済的には恵まれながらも心が満たされない毎日を過ごしていた。ある日、彼女のもとに、20年前に離婚した元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)から彼が書いた「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」という小説が届く。自身に捧げられたその小説は暴力的で衝撃的な内容だったが、スーザンは感銘を受け、彼と過ごした日々を思い出し、再び会おうと決意する。
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