ともぞう

耳をすませばのともぞうのレビュー・感想・評価

耳をすませば(2022年製作の映画)
3.2
ジブリのがっつりファンではないからか、普通に楽しめた。心の汚れ切ったおじさんには、10代後半から20代前半の10年間の遠距離恋愛はファンタジーだなと思うが(笑)。でも、ジブリファンにはオリジナル版が名作なだけに、いろいろ不満が出るだろうなと思う。どうせ細々と改変するのなら、大きく変えて全くのオリジナル作品にした方が観やすかったと思うが、それだと認知度の問題で難しかったんだろうな。

〈あらすじ〉
本を読むことが好きな中学3年生の月島雫は、最悪な印象を抱いていたクラスメートの天沢聖司が懸命に自分の夢を追いかけている姿を目にして徐々に心惹かれていく。対する聖司も彼女が小説家になるという夢を抱いているのを知って意識し始める。お互いに夢をかなえようと誓い合う二人だったが、それから10年が経って24歳になった雫(清野菜名)は出版社に勤めて児童小説を編集していた。いつしか小説家になるのを諦め、夢を追って海外で暮らす聖司(松坂桃李)との間に距離も生じていたが…。
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