トランスマスター

マイケル・ムーアの世界侵略のススメのトランスマスターのレビュー・感想・評価

4.0
国防総省(ペンタゴン)が、アメリカをより良くするために欧州と北アフリカにマイケル・ムーアに視察を視察を提案。マイケル・ムーアは、快諾し、各国の国民の生の声を聞くために、空母ロナルド・レーガンに乗り込み訪問国を『侵略』していくお話です。

◆良い点/注目ポイント
・ブッシュ批判だけでなく、あまり日本メディアでは、お目にかかれない国々の政策や国民性、ファッションや町並みも堪能できます。
・ドキュメンタリーながらストーリー構成が、一般映画のように伏線やどんでん返しもきちんと設定されとても良い終わり方でした。

◆改善点
・W・ブッシュ批判が、少ない分やや寂しいです。

◆総括
・ある程度冷戦についての歴史や、ムスリム社会についての知見が必要。
そしてMGMが、1939年に制作した『OZの魔法使い』を事前に視聴しておく事が一番重要です。