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天空の城ラピュタのtakのレビュー・感想・評価

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)
4.6
「天空の城ラピュタ」は、ジブリアニメの中でも繰り返し観てしまう好きな作品の一つ。宮崎駿はアクション描写がほんっと上手い。それが発揮され、世代を超えて楽しめる名作だ。僕は初公開時に「名探偵ホームズ」と二本立てを映画館で観た世代なのだが、テレビで放送されるとついつい観てしまう。2022年8月の金曜ロードショー。仲良しの友達と"バルス呑み"と称して、チャットしながらアルコール片手にテレビを観た。あーじゃねーこーじゃねーやりとりしながら、迎えた23:25。タイムラインに「バルスw」が並ぶ🤣。こんなおバカにつきあってくれる友達のありがたさw🥲

この作品の魅力は、既に多くの方が語っているから今さら述べることもない。鉱山町の人情あふるるノスタルジックな雰囲気、追いつ追われつのハラハラ、派手な破壊を伴う逃亡劇。空飛ぶ船を操る海賊一味、ラピュタをめぐる謎とその真相。高らかなトランペットの響き。名曲「君をのせて」。楽しい要素が詰め込まれていて、好きなところを挙げればきりがない。シータ奪還に燃える建物に迫る飛行シーンなんて、何度でも観たい。

宮崎駿作品をつなぐ要素があれこれあるのも嬉しかった。宮崎駿が手がけた「ルパン三世」第2シーズン最終回「さらば愛しきルパンよ」に登場したロボット兵が出てきたのには息を飲んだし、ラピュタにいるロボット兵の肩には「ナウシカ」に出てきたキツネリスが。そして空への憧れは宮崎作品のお約束描写。様々な飛行機が画面に現れるだけでなく、こっちまで風を感じているような気持ちにさせるその躍動感。

しかし。僕はクライマックスが近づくとどうしても身をこわばらせて観てしまう。

高所恐怖症なのだ😵

パズーが空から降りてきたシータを抱きかかえる冒頭から、もう緊張してしまう。海賊船の見張り台に登る場面だけで、もう手に汗を握ってしまう。あー僕には無理。ラピュタに着いてからがもうヤバい😰。囚われたドーラたちを助ける為に床下に回り込もうとする場面から、黒い半球体の中に潜入する場面まで、足場が悪いどころか足を乗せる場所すらないところをパズーは進む、ぶら下がる😨。

ひぃーっ😖

シルベスター・スタローン の「クリフハンガー」予告編で映画館の椅子にしがみついたレベルなもので、ラピュタに着いてからは身を乗り出せない。やっぱり椅子にしがみついてるw。初めて映画館で観た時も多分同じだったんだろうな。

😃tak「あー、面白かった。うわっ、手汗がすごいわ」
👩🏻配偶者「更年期なんじゃない?」

😐・・・

鑑賞記録は初回を記す。
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