MisaSugiyama

20センチュリー・ウーマンのMisaSugiyamaのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.4
クリエイティブなコマ割り、エフェクト、音楽、人物像たちが1979年を視覚で表す淡くて優しい家族の物語。

アネット・ベニングの演技に引き込まれて、映画の中の母親像ではなく、本当の母親に抱くような、恥ずかしく鬱陶しく苛立たしくそれでも唯一の家族であり形容し難い申し訳なさと感謝が込み上げてくる作品だった。
フェミニスト色は確かに強く、自伝とはいえかなり…自伝。笑
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、この時代の雰囲気と、時代が変わっても変わらない母親の葛藤が描かれていて良かった。
MisaSugiyama

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