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20センチュリー・ウーマンのkuroのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.6
舞台は1979年、シングルマザーのドロシアと微妙な年頃の息子ジェイミー。
この二人を取り巻く身近な人々の物語。

特別なことは何も起きないのになんかよかった。
それぞれの生い立ちを坦々と説明して進んでいく感じや、ひと癖ある登場人物たちの会話が面白い。
特に10代にして世捨て人のような眼差しのジュリーが目をひく。

親子だから素直な気持ちほどうまく伝えられない。かけた苦労はわかったつもりでいても、自分が親になって初めて知る気持ってたくさんあるんだろうなと思った。
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