このレビューはネタバレを含みます
見慣れた街を初めて運転したときの感動。助手席からみていた母が運転するいつもの景色がちがってみえたよろこび。
愛情って注意を払うってことじゃないのかしら?って。
私を育てるのにかかった金額教えてよ!返すから稼げるようになったら!
というシーンに笑ってしまった、この光景。わたしも存在していたこと、ある。
私のこと嫌いなんだって思ってイライラして嫌味を言ったり言われたりしてでも褒めてほしくて。母が見つけてくれたワンピースは最高にぴったり!で機嫌がなおってしまって嬉しいのに悔しくて。そんな季節があったこと。
妹にみてほしくなった。でも妹はきっとシアーシャローナンが可愛かったねって感想しかくれない気がするけれど。
案の定、今は違う国にいる妹にラインしたらシアーシャローナンだ!みたい!と返ってきた。
フランシス・ハの前日譚
そして20センチュリーウーマンの赤い髪の毛の女の子へ
母親が完璧じゃないことに気づく瞬間が残酷じゃないこと教えてあげたくなるよね