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犬に名前をつける日のaymのレビュー・感想・評価

犬に名前をつける日(2015年製作の映画)
4.5
義務教育に組み込んで欲しい映画。

—あっという間の人生だからうかうかしてるうちにもうどんどん気がつかないうちに歳とっちゃう だからやるんなら日本で そんなあんまりぎょうぎょうしく考えないでとにかくやることよ なにを強く思って生きていくかですよね

—これがないからあれができないと言っていたんでは本当に何もできない ないけどやってみようでないと やっている間に道が開けてきて人も集まってきて知恵が広がっていく だから動かないとダメ

—犬飼うんだったらペットショップへ行こうというのが普通だと思うけど その一つ一つがブリーダーを育てている 崩壊現場を作っているのも結局やっぱり消費者に他ならない

震災後の野犬に帰ってしまった犬たちや殺されてしまう牛たち。非常時、どう行動すれば後悔が少ないのだろうかとか考える。ミニチュアダックスブームや震災の背後で起こっていた現実、言葉で聞き伝えられるのと実際の映像を見るのとでは重みが違う。

出演者の人たち、みんなタイプが違うけど共通してただ優しいだけじゃなくて強さや安定感すごくて尊敬しかない。犬猫を商品=モノだとしか思ってない人を見ると負の感情しか浮かばず感情的になってしまいそうなのに冷静に対処できてるのも強い。文福のところの所長さんも素敵。

みんなかわいい。幸せになってほしい... せめて自分ちの犬猫は幸せにする...! 将来的にもっと生活が安定して基盤ができたらわたしもなんらかの保護犬活動したい
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