めんたいこ

デスノート Light up the NEW worldのめんたいこのレビュー・感想・評価

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ウェルカムキラドットネットで離脱。

最後まで見ていない映画を評することは避けているけど、ちょっと看過できないので書く。駄作だと思う。

まずは序盤、竜崎がデスノートを用いられたと思しき大量殺人現場に登場するシーン。(ここは序盤なのでネタバレには当たらないとして続ける)

死神にマスク外されることとか想定してなかったんだろうか。前作で人間に協力する死神の存在は確認されているし、後の展開で所有権はつど放棄しているとのことなので死神の目のターゲットになりうる。Lの後継者と呼ばれるには詰めが甘すぎるのでは。

続いて前述のチャットルームの件だが、やり取りが全部日本語なのはなぜだ。奇しくも原作でリュークが「デスノートのルールは最も読まれる可能性の高い英語を採用した(意訳)」というようなことを言っていたし、キラからの映像が日本語であったとしても初手は英語の方が規模感の演出になったはずだ。

また捜査本部に日本人だらけなのも興を削ぐ。デスノート6冊という全世界的な未曾有の危機に対して日本人で固まってどうする。その上世界的探偵の竜崎がそこを拠点にしているのも解せない。

続編が露骨にスケールダウンしているのも目に余るし、これはバジェットの問題ではないはずだ。なにより頭脳戦を脳死で作るな。

というわけでデスノートは原作がおすすめです!!!