Vigoculture

ルームのVigocultureのレビュー・感想・評価

ルーム(2015年製作の映画)
2.9
ダウナーすぎる。
天窓から刺す光のように束の間の歓びがあり、すぐダウナー
ダウナー、ダウナー、ダウナー…
子役がかわいいとか、演技上手とか本当にどうでもいいくらい、とにかく下がる。
救いがない。
どの一瞬を切り取っても「心の底から幸せ」がどこにもない。
そう感じさせる映像、鈍い色彩、表情、アンバランスな音楽。
これがこの2人と周囲にまとわりつき続ける空気かと思うと、ある意味巧み。

願わくば本作の後何年後かが舞台の、本当に明るい気持ちになれる瞬間を映した物語が観たい。
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