やっと停電から復旧して、とりあえずまずは明るそうな映画を、と、クリップしていた本作を鑑賞。マンマ ミーアでは音を外すことなく伸びやかに歌っていたメリル・ストリープが、よくぞここまでマダム フローレンスに！というくらい、なりきっておられます。（エンドロール間近で渾身のソプラノを披露していますが。）
彼女の背後に歴史が見えました。さすがのオスカーズ女優です。
笑える映画かと思いきやそれだけでなく、音楽に対する愛と、旦那さんとの夫婦という関係を超えた繋がりと、命永らえた奇跡を充分に生きた個人史を描いたドラマでした。
幸せって自分で作れるんだと思った。「自分」をきちんと生きたら誰かの心を震わせることもできるのかな。ま、無理かな。
コズメが最高に良いキャラクターでした。
