まずダイアン・キートンとモーガン・フリーマンの老夫婦がとってもチャーミング。
ちょっと保守的で堅物だったり、自由なのは良いけれど、ちょっと勢い余りすぎてたり、欠点といえる所もあるけれど、お互いのことを分かっていてなんだかんだで二人三脚の人生を歩んできたことがよく分かる素敵な2人だ。
お家の住み替え事情のあまりの高速ドタバタぶりに、保守的ジャパニーズとしては面食らうし、大丈夫かおいおい、って思ったりもするけれど（エージェントのやかましさも）、最後には『今の自分たち』に最も似合う場所に落ち着く。
住処って、条件だけで苦、眺めだけでもなく、間取りだけでもなく、そこに流れる空気やとりまく環境、人々も含めての場だから、大事だよね。
かといって、自分の体力財力、そういうのとバランスもあるし。
いずれの住み替えを同じように考える身としては、ただホッコリ、だけじゃ終わらないところもある作品だけれど。
ご夫婦には、ぜひあのメガネ少女をお茶に呼んであげてら最高の長めでお喋りしていただきたいです。
またお引越しする頃には、成長してすご腕エージェントになって助けてくれるかもよ？笑
