【超高齢監督の限界】
2015年に106歳で亡くなるまで現役最高齢映画監督として知られたオリヴィエラが2010年発表した作品。
舞台はポルトガルの小さな町。この町で下宿生活を送っているユダヤ人青年イザク。たまたま町の名家の令嬢(といっても既婚者)が亡くなって、町の写真屋が出張中だったため、写真が趣味のイザクが呼び出されて、亡くなったばかりの令嬢の写真を撮ることになる。しかし令嬢の美しさに魅せられた彼は、恋をして、やがて日常生活にも支障を来すように・・・
率直に言ってあまり面白くない。ポルトガルの小さな町の様子だとか、下宿と下宿人の様子なんかはまあまあ悪くないけど、肝心の恋物語のほうがイマイチなので。
超高齢監督の限界、を感じました。