数年越しの鑑賞。
キャラの扱い、解釈、内容など、お世辞にも完璧とは言い難いし、なんなら実写映画によくありがちなRTAっぽさも感じた。しかし原作の本筋から大きくズレてはいないので、そこは褒めたい。そもそも30巻分の話を140分に収めるのが無理がある…
アクションに関しては、傷を負い、人体を欠損していく毎に剣技からは程遠い化け物じみた不死身アクションを展開していくキムタク万次が思った以上にハマっていて、そこだけは「原作再現」の一段階上の「原作翻訳」の域に達していたとすら感じた。
正直、原作が死ぬほど大好きな自分としては煮え切らない部分が多々あるのだが、一応ちゃんと「見せ物」としての面白さは確保されていたので一安心。良作です。
