１１月３日のビデオの日にＴＳＵＴＡＹＡで新作１００円で借りた３本のビデオ。
前回は「デッドプール」のレビューを書きましたが、今回は「あやしい彼女」です。
２０１６年４月1日のエイプリルフールに劇場公開された作品。２年前に韓国で制作され、大ヒットした「怪しい彼女」をリメイクしたものです。
７３歳の老婆が突然、２０歳の頃の容姿に逆戻り。かつて叶えられなかった自分の夢を叶えていくというファンタジックなお話です。
老婆を倍賞美津子、２０歳を多部未華子が演じています。倍賞美津子の若い頃が多部未華子というと違和感がありますが、両人ともそれぞれの個性を出し切った演技で、珠玉のコメディ作品に仕上がっています。あまり期待せずに観たのですが、いい意味裏切られました。とても面白いです。
ヒロインを美人ではない多部未華子が演じたのは正解。日本ではキュートな彼女しかこの役は務まらないでしょう。まさにはまり役です。
多部未華子は歌もうまい！
劇中、多部未華子演じるヒロインが歌を歌うシーンがたくさん出てきます。特に昭和にヒットした「真っ赤な太陽」「悲しくてやりきれない」「見上げてごらん夜の星を」は僕の青春時代に大ヒットした名曲。この曲を彼女が透き通る声で歌い上げるのです。
多部未華子の歌の旨さに驚きました。
